ワイン

美容にも効果あり?

ヨーロッパを中心に楽しまれているアルコールといえば、「ワイン」があります。
ブドウを発酵させることによって作られるワインは果実によって作られる芳醇な香りや、独特な口当たりがあることから国内でも人気があります。

特に肉料理や魚料理との相性がよいということで、日常的にワインを召し上がっている人も多いのではないでしょうか。
ただ、ワインを普段から楽しんでいる、という人は多くが単純に美味しい飲み物として利用しているのかと思います。

実は、このワインにはただ美味しいだけではなく、他にも色々な効果があることをご存知でしょうか。
ここではワインの持っている「効果」について、美味しさ以外の所から紹介します。

まずワインの持つ効果として最初に紹介するのは「美容効果」についてです。
最初に紹介したとおり、ワインはブドウから醸造されているお酒であるため、ブドウに含まれている成分というのが多く引き継がれています。

青色色素の一種であるアントシアニンや、ファイトケミカルスの一種としても知られるフラボノイド、渋み成分であるカテキンなどが代表的です。
これらの成分には体に対して様々な効果をもたらす効果があります。

フラボノイドは高い抗酸化作用を持っているとして知られている栄養素です。
抗酸化作用というのは簡単に言ってしまえば「アンチエイジング効果」のことで、摂取することによって体内の若返りを促すことができるものとなっています。

さらに血管などの若返りにも効果を発揮してくれるため、美容だけではなく生活習慣病を抑えるためにも効果があるとして注目を集めています。

赤と白の違い

ワインには赤ワインと白ワインという2つの大きな種類がありますが、健康や美容の為の効果として、赤と白には違いがあるのでしょうか。
赤ワインは色素をそのまま引き継いでいるものであるため、「ブドウポリフェノール」が多く含まれているのか特徴です。

その為、前述の「アンチエイジング」の部分の効果が特に強く発揮されやすいものとなっています。
肌の美容にも効果を期待することができるのが赤ワインです。

次に、白ワインについては「殺菌作用」が含まれていることが特徴となります。
摂取することによって腸内フローラを適切に保ってくれる効果を期待することができるため、便秘や下痢のようなお腹の調子が悪くなりやすい人に効果があります。

さらに新陳代謝を高める効果もあるため、ダイエット効果についても期待することができるのが特徴となっています。

ただし、いずれのワインにしても、あくまでもアルコール飲料である、ということは忘れてはいけません。
健康や美容の効果を求めて飲み過ぎるようなことがあると、結局は体に対して悪影響をもたらしてしまうことになります。

アルコールを摂取しすぎると肝臓の処理機能が追いつかなくなり機能低下を引き起こしてしまうことに繋がり、体の免疫機能を低下させるなどの深刻な影響を引き起こす可能性があります。

また、体質によってはアルコールの分解酵素をそもそも持たない場合もあるため、そういった人は絶対にアルコールを摂取しないようにしましょう、ワイン以外にも、同じような効果を期待することができる物はあるため、そういったものを利用するのも1つの方法です。