生活習慣病にはアスパラが良いとされている理由

体に良い栄養素が含まれている

皆さんは「アスパラ」という野菜はお好きでしょうか?
独特の青臭さがあるため、あまり得意ではないという人もいらっしゃるかもしれません。

ここでは特に苦手だという人に向けて、実はアスパラが健康上の効果が強い食べ物であり、工夫して食べることに意味がある、ということについて紹介したいと思います。
それでは、まずアスパラにはどのような栄養素が含まれているのか、ということについて紹介します。

アスパラに含まれている栄養素として特筆すべきものは「ビタミンP」「葉酸アスパラギン酸」の3つです。

特にこのアスパラギン酸というのはまさにこのアスパラが名前の由来となっているアミノ酸であり、アスパラの健康効果を語る上では欠かせない栄養素となっています。
それでは、それぞれがどのような効果を持っている栄養素であるのかについてより詳しく見てみましょう。

まずはビタミンPについてです。
ビタミンPは「ヘスペリジン」と呼ばれることもある栄養素の1つで、他のビタミンと同様に体調の調整に効果を発揮します。
特に効果があると言われているのが「血管」に対する健康効果です。

まずビタミンPは毛細血管の働きを整える力があり、弱った毛細血管を強くしてくれる効果があります。
毛細血管が弱くなっているとこの場所から出血をしてしまいやすくなり、細菌感染が起こりやすくなるなど免疫面でのマイナスが発生することが考えられます。

そのため、風邪をひきにくくなるなどの効果を期待することができます。

次に「血圧」を抑える効果があります。
血圧というのはそもそも血管の収縮が十分に行えなくなってしまうことで上がるものです。

ビタミンPには血管の収縮を助ける効果があるため、血圧が上がりすぎることを防ぐことができます。

さらに、血中中性脂肪の分解や、ビタミンCによる働きを安定化する効果などもあります。
その為、より高い健康効果を得たいと思うのであれば、ビタミンCが多く含まれている素材と一緒に摂取するのが効果的です。

ただし、ビタミンCは熱や衝撃に弱い性質を持っているものであるため、一緒に加熱加工をしてしまうのではなく、別の方法で摂取をした方が効率的です。

次に「葉酸」による効果について紹介します。
葉酸という特殊な名前をとっているこの栄養素は、実は「ビタミンB」の種類の1つです。

この葉酸を摂取することによって得られる効果の一つとして「妊娠の安定化」があります。
その為、特に妊婦さんはこの葉酸を積極的に摂取するのが良い、と言われています。

葉酸を摂取することによって、新生児の「神経管欠損症」などの先天性障害のリスクが下がるという研究があります。
ただ、この効果を得るためには妊娠前や妊娠初期から葉酸を摂取していることが重要になるため、普段から摂取する、ということがポイントとなります。

また、葉酸には血中のホモシステインという心臓病リスクを高める成分の活動を抑える効果があり、やはり生活習慣病の予防のためにも効果を発揮してくれます。

アスパラギン酸の効果

それでは最後に、アスパラの代表的な栄養素でもある「アスパラギン酸」にどのような効果があるのかについて紹介します。

アスパラギン酸というのは最初にも紹介したとおりアミノ酸の一種で、特に体内におけるエネルギーの生成を助ける効果があります。
その為、日々の活力のために効果を発揮してくれる栄養素であることがわかっています。

さらに、このアスパラギン酸には毒性を持っている物質を体内から排出するデトックス効果もある事がわかっています。
この他にも体液のバランスを整える効果や、スキンケアのための効果なども持っている幅広く効果のある栄養物質です。

アスパラギン酸が欠乏すると、身体の疲れが溜まりやすくなるなどの欠乏症が発症します。
さらに、有害物質の排出が滞ってしまう事によって、肝性脳症などのリスクを高めることも知られています。

逆に過剰摂取をすることによってマイナスの効果があることは確認されていないため、安心して摂取することができるのがポイントです。