人の喜びを糧としよう
「健康」というのは、体の健康のことだけを指しているものではありません。
同時に「心の健康」もしっかり維持し、健全な精神を持ち続けることもやはり重要なポイントとなります。
自分自身の喜びはもちろんのこと、このためには「他者の喜び」というのが非常に重要なポイントとなります。
自分がしたことで、誰かが喜んでくれる、ということ以上の喜びはないと言われることが良く有ります。
実際にこれは重要なポイントで、誰かを喜ばせられるようなことをすることが、引いては自分のためになるということを考えるようにしてみましょう。
そこでここでは、誰かの喜びで自分を健康にするための方法として「ボランティア」への参加について紹介します。
ボランティアというのは、「無償」で何かをすることを言います。
その種類は多種多様で、例えば街の見回りボランティアや、ゴミ拾いボランティアなどが例として挙げられます。
行うボランティアの種類は、これと言って重要なポイントではありません。
それによって幸せになってくれる人がいるのであれば、自分の幸せに繋がるためです。
独善的にならないように
ただし、ボランティアをする場合に気をつけなければならないのが「独善的」にならないようにすることです。
自分のためにやっているボランティア、というのは「偽善的」であると批判されることがありますが、偽善的であること自体はそれほど問題があることではありません。
動機がなんであれ、それで喜んでくれる人がいるのであれば、やらないよりもよっぽど良いためです。
しかし、独善的であることは問題です。
これは、結局そうすることによって相手が喜んでくれることではありません。
いわば善意の押し付けのようになってしまうようなことは、避けなければならないということです。
代表的な例として、災害後のボランティアがあります。
もちろん多くは必要なボランティアですが、中には自分勝手な行動を行ってしまい、むしろ現場の負担を増やしてしまっていた、という例が何度も見られました。
こういったことがないように、しっかり状況を見て活動をするようにしましょう。