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中高年に人気・脳トレスマホアプリ

中高年になると、やっぱり人の名前が出てこないなど、脳の衰えが気になっている人がとても多いと言われています。
そこで中高年にも普及しているスマホを使った脳トレアプリを上手に利用して、ボケ防止、物忘れ予防をしていきましょう。
有料アプリもたくさん出回っていますが、無料のアプリもさまざま利用できるので、まず初心者は無料脳トレアプリで試してみることをお勧めします。

上手に積み上げることでバランスを取るための想像力アップ「TSUMIKI」

スマホの画面にさまざまな形の積み木が出てくるので、順番に積み上げて行きます。
ただひたすら積み上げていき、画面を見ながら頭の中でバランスを取るように想像していくのです。
この場所にこの積み木を置いたらどうなるかという、イメージをしっかりつくり、正しい想像力が必要となります。

最初は簡単だと思っていても、だんだんいろいろな形が出てきて、どうやっても落とさずに積み上げることが難しくなっていきます。
そこをいかに上手にバランスを取りながら崩さないように積み上げるかという、簡単なようでとても難しい脳トレアプリです。
どこか気持がホッとするような手書き風の積み木次々と出て来ます。

出て来た積み木を積み上げて、その状態を3秒間キープ出来ていればクリアできるというものです。
この「TSUMIKI」を毎日やっていくうちに、「こうやたら、こうなる、だからこうする」ということを、しっかり考えられるようになると言われています。
それぞれの問題ごとにクリアした人数も分かるので、ついつい頑張ってやってしまいそうです。

年齢とともに低下していくアハ体験を蘇らせる「間違え絵探し」

アハ体験とはじっくりと物事を考える能力を使わず、一瞬のひらめきのことをいいます。
しかしこのひらめきというのも、特に勘がいいというものではなく、脳が微妙な変化を瞬時に処理をして区別をしたり、違いを把握することができるのです。
この一瞬のアハ体験は、若いときにはしょっちゅう無意識のうちにも、いろいろな微妙な変化を瞬時に感じています。

しかし確実に年齢とともに、目から入った情報を瞬時に脳が処理し、その違いを察知するという脳力が低下していくのです。
例えば瞬時に絵の違いを探すなど、脳処理が遅くなると変化を気づくのは無理になるため、「間違え絵探し」も絵が微妙に変化していくことを訓練していきます。

そのためスマホの画面に出た名画をじっと見ていると、ある部分が変化するので、どこがどのように変化したか当てます。
もしなかなか探せないというときは、目の機能に問題がなければ目からの情報が脳に届き、脳での処理が遅くなっていると考えられます。
訓練によっていわゆる脳のつながりが良くなり、瞬時に変化を感じるように改善されていくといわれているのです。

このアプリは1つの絵画の変化を感じたら、その部分をタップするだけでOKです。
クリアすれば次の名画に変わるという流れで、どんどん素晴らしい名画が見られるのもおすすめです。