ヘアーカット

年齢とともにペタンコ髪になってくる

特に40代、50代の中年に差し掛かると、若いときとは毛質が変わってきたように感じる人も多いのではないでしょうか。
男性は薄毛、抜け毛が気になる場合もありますが、現在は女性でも薄毛、抜け毛に悩みを持っている人も増えてきます。
女性も社会に出るようになり、ストレスを抱えやすくなったということもあると言われています。

また合成界面活性剤配合のシャンプーやリンスを長期間使用による薄毛が起こるとも言われているのです。
このようにいろいろな要因によって、つむじや分け目が大きくなってしまう30代の女性も増えているのです。
その上、中高年になると女性ホルモンの低下による抜け毛も目立ってきます。

そして髪が細くなり全体にハリやコシのない髪になっていくことも、ペタンコ髪の要因にもなるのです。
今までと同じヘアスタイルなのに、まったくイメージが違ってきたと感じている女性も多いのではないでしょうか。
髪のボリュームがなくなってきたら、それをカバーできるヘアスタイルに思い切ってチェンジしてみるのもおすすめです。

ペタンコ髪の救世主・ショートボブ

若いときのまま、ロングにしていてもなんとなくボリュームがなく貧弱になり、逆に老けて見えてしまうこともあります。
ヘアスタイルを大きく変化させるには、とても勇気が必要ではないでしょうか。
でも髪のボリュームが気になり出したら思い切って勇気を出し、ボリューム感を出すことのできる大人の女性を上手に演出できるショートボブにしてみることをお勧めします。

ショートでもオシャレ感がたっぷり感じられるヘアスタイルです。
ショートボブは前、横、後の髪は全体にレイヤーを入れ、ショートのわりに髪の長さを保っているため、大人っぽさが感じられます。
また中高年の女性は、どうしても白髪染めを使用するようになり髪が傷みやすくなっています。

その上パーマをかけるのでは、髪はもうボロボロになってしまうのが現実です。
しかしショートボブなら、レイヤーを入れてボリュームを出すので、特にパーマをかけなくても形がきれいに整うのです。
そのため傷んだ髪を健全にするためにもおすすめです。

そしてパーマを下手にかけると逆に老けてしまいますが、ショートボブならさらっとした髪が女性らしさと若々しさを感じさせてくれます。
このようなことからもショートボブは、中高年の女性にぴったりのヘアスタイルと言えるのです。
そして丸顔さん、面長さん、四角顔さんにも似合うヘアスタイルなので、多くの女性が自分にあったショートボブで若々しく変われるのです。

顔の形にあったショートボブ

ショートボブと一口に言っても、顔の形や大きさに合わせて、前下がりボブを基本にトップからレイヤーを入れていきます。
フェイスラインに横の髪を沿わせますが、例えばエラの張っている四角い顔型の人は少し長めに角度をつけた前下がりにすると良いと言われています。
また面長の場合は、横の髪をあまり長くせず、前下がりの角度を緩くしていきます。

そして場合によっては緩いパーマをかけて、横にボリュームを持たせる方法もあります。
また丸顔の場合は、横の髪の上の方にレイヤーを入れてふっくらさせ、前下がりの角度をつけていくとすっきりとしたイメージに仕上がります。

このようにショートボブは全体の長さや前下がりの角度、あるいは軽いパーマなどによってそれぞれの顔型に合わせられるのです。
そして中高年になると顎のラインなども若いときに比べてすっきりしなくなったり、二重顎になったりすることもありますが、この辺もすっきり見せることができます。